【GⅠ 高松宮記念】
グランアレグリア、ダノンスマッシュが引退し、ピクシーナイトが故障離脱ということで新たな勢力図となるのか。実績では勝ってはいないもののレシステンシアが1枚上手には見えるが、マイルからの初参戦組もいて今回は取捨選択が難しくなる。特に人気となりそうな大外の2頭の取捨選択を気をつけたい。
まずメイケイエールは前走完勝という内容だったが、調教で馬具を含め変化をつけたことが大きな成果となっている。今回もそれに近いような調整方法、スタートから前に付けられれば渋太く、折り合い面でも揉まれない外枠で良い要素が多いように見えるが、薄めの相手程度に収めておきたい。理由は前走の走りが出来て解決というわけではなく、やはり1走ごとに同じ不安はある。
次にグレナディアガーズは外枠でなければ重い印を付けたかった馬。理由は調教での抜群の動きを見せていた点と、これまでのレース展開を見ると距離短縮は間違いなくプラスになると判断したため。道中集中力を完全に欠いてしまったマイルCS以外は大きく崩れてもいないのも馬券を買う上では安心材料になる。中京1200mで結果を出している福永に乗り替わった点もプラス材料であるが、やはり気になるのは大外枠という点。さらに馬場状態が悪くなる見込みもあり、すこし評価は下げておく。
◎ 7 レシステンシア
◯ 9 ロータスランド
▲ 2 ナランフレグ
★ 14 ダイアトニック
★ 18 グレナディアガーズ
△ 12 エイティーンガール
△ 17 メイケイエール
本命はやはりレシステンシア。馬体重がかなり増えているという情報があり、その点はパワーアップなのか少しの不安材料といったところ。また鞍上の横山武はキャロットファームの有力馬への騎乗が続くため、インタビューを聞いたところプレッシャーを感じているようにも見えたが、さすがにこのメンバーには負けられない。重馬場でも走れないわけではないのと、1200mは連対率100%と崩れていないのも軸としては最適。どの条件でも力を高いレベルで発揮できる点は評価ができる。
対抗はロータスランド。前々で競馬ができる点と、特に前走は距離を短縮した中で内容の良いレースだった。さらに距離を短縮、初の1200m大きなプラスとなるとみた。レシステンシアの後ろにつけるよう競馬、マークできる位置だと直線に向いた時に抜ける一瞬の脚を活かせるのではないか。
穴馬では追い込み勢から特にナランフレグを推す。乗り替わりが多くいる今回のレースで丸田が乗り続けているのは期待値が上がる。スタートからダッシュがつかない馬でさらに内枠に入ったこともあり、包まれる心配があるものの、これまでも同様のケースがあったのでそこまで気にはしない。中京1200mでの実績もあり追い込み勢ならこの馬に期待したい。
(参考買い目)
3連複フォーメーション
7 ー 2 9 ー 2 9 12 14 17 18
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